お庭の「リフォーム」で大満足　| エクステリア・外構工事の造園業者の庭時間

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大変身した古いお庭。

まず、子育て世代の家族Aさんのケースをご紹介しましょう。
Aさんは働き盛りの35歳、6歳のと3歳の息子さんがいらっしゃいます。
3年前にご両親が住んでいた60坪の土地に、二世帯住宅を建てて暮らしはじめました。

　二世帯住宅を建てたときには、お庭のことまで頭がまわらず、ほとんどお庭には手を入れませんでした。予算を節約するために塀なども昔のまま。家を建てた後もお庭は放置していたため、お庭に入ると昔から植えられていた庭木が雑然と繁って薄暗く、雑草も伸び放題という状態になっていました。
しかし、子どもさんが外で走り回るような年頃になり、Aさんご夫婦は自分の家のお庭で子どもを遊ばせることができないかと考えるようになりました。30坪程度と十分な広さがあります。

しかし、そのときのお庭は、石ころが転がっていて雑然としており、庭木には害虫が発生していました。とても子どもを遊ばせられるような状態ではありません。そこで、Aさんは知人から紹介された庭師に相談をみしてみることにしました。

「お子さんが走り回れるお庭にするには、まず安全・安心を考えてください。そして、自然との調和をイメージして、お庭のプランニングをしてみたらいかがでしょうか。
風通しをよくして、日の光がもっとお庭全体に入る状態にし、ウッドデッキをつくったり、芝生を植えたりしてみるのもいいと思います。

お庭のリフォームプランニング

Aさんのお庭はスペースもありますから、家庭菜園をつくるのもいいですね」そうアドバイスされたAさんは、さっそくお庭のプランニングについて考えはじめました。

まずは、お庭の中の高低差や危険な個所をチェック。段差のある部分や石ころが出っ張っている部分を確認して、対策を施すことにしました。古くなっていた塀は、思い切って取り替えることにしました。
人の背くらいある高い塀が日差しをさえぎっていたからです。同時に害虫が大量に発生していた塀際の庭木の一本は、すでに枯れる寸前の状態だったので伐採することにしました。　こうして、奥さんやご両親とも相談して十分にプランを立てた上で、造園業者にお庭の「リフォーム」を依頼したのです。

その結果、お庭は見違えるようにきれいになりました。
　
塀はデザイン処理されたフェンスに取り替えることで、開放的で風通しもよくなり、周囲の日当たりが格段に改善されました。
道路側からお庭が見えるようになりましたが、防犯対策としても有効です。　

お庭のリフォーム無事終了

建物の前にはテラス代わりのウッドデッキを配置、その周囲には芝生を植えました。芝生は日当たりの悪いところでは育ちにくいのですが、塀の改善と古い庭木の伐採、さらには伸び放題だった庭木をきれいに剪定することで、特に土壌改良などしなくても問題なく植えるこどができました。

お庭の西側は、家庭菜園のスペースにしました。しかし、ここで問題が発生しました。調べてみると土壌の状態があまりよくなかったのです。もともと石ころだらけだったのですが、除草剤などが何度か撒かれた形跡があったのです。そこで、この部分は一度掘り返して、新たな土を入れて土壌改良を行いました。

その結果、とても良好な状態の畑になり、現在この菜園ではトマトや菜っ葉が有機農法で元気に育っています。
お庭の東側には、今回のお庭づくりの記念と家族の健康を願う意味を兼ねて、アジサイを植えることにしました。
　
こうしてAさんのお庭は、明るい、家族みんなが集うことのできる楽しいスペースに生まれ変わったのです。
ウッドデッキにはテーブルを置いて、天気のいい休日には両親も交えてみんなでバーベキューをします。家庭菜園では、6歳の子どもさんもいっしょに苗を植え、水や肥料をやって世話をして、収穫までを行いました。収穫した新鮮な野菜は、すぐにウッドデッキのテーブルに持ってきて、みんなで食べます。
芝生では、3歳のお子さんも走り回っています。ちゃんと危ないものは取り除きましたから、少しぐらい転んでも大丈夫。
こうして、お庭は家族みんなが楽しめる場に変身したのです。Aさんはいま、お庭に手を入れてよかったと心から思っています。